【保存版】親の要介護認定と介護保険サービスまとめ(福祉用具・住宅改修|2025年版)

お金の制度(支援・補助)

💬 おじ「親の介護サービスって、どこに相談したらいいか分からんのう…」
🐾 ねこ「要介護認定介護保険サービスを知っておけば、まずは守れますぞ🐾」

この記事では、介護に関係する大事な制度を

対象(どんな人?)
入口(どこに相談?)
お金(自己負担はどのくらい?)

だけにしぼって、やさしくまとめましたぞ。


🧓 要介護認定とは?申請の流れと介護サービスの入口

💬 おじ「親の介護、そろそろ考えないと…でも、いきなり施設を探すのも不安じゃ…」
🐾 ねこ「まずは要介護認定で、困りごとの度合いを見てもらうところからですぞ」

対象のめやす

・介護保険に入っている人
・65歳以上
・40〜64歳で、特定の病気がある人(若年性認知症など)

効果のめやす

・「要支援1〜2」「要介護1〜5」の7段階で判定
・区分ごとに「1か月で使える介護サービスのめやす枠」が決まる
・デイサービスやヘルパーなどを、原則1〜3割負担で使えるようになる

入口・申請の流れ

・住んでいる市区町村の「介護保険課」または「地域包括支援センター」に相談
・本人か家族が、要介護認定の申請書を出す(要介護認定の申請)
・市区町村の職員が自宅を訪問して、生活の様子を聞き取り
・主治医が「意見書」を作成
・審査会で、介護の必要度を判定 → 結果の通知

注意メモ

・「まだそこまで大変じゃないかも…?」と思っても、早めの相談OK
・いきなり施設探しをするより、「今の状態を見てもらう」ことが大事
・引っ越しをするときは、転入先の自治体でも手続きが必要になる場合あり

🐾 ねこ「“まずは電話で相談だけ”でもOKですぞ。いきなりフル介護の話をされるわけではないので、安心して聞いてみてほしいですぞ📞」


🏠 介護保険サービスの種類(在宅介護で使えるサービス)

💬 おじ「どんなサービスがあるのか、名前だけ聞いてもピンとこんのう…」
🐾 ねこ「ざっくり“どんな場面で使えるか”だけ知っておけば十分ですぞ🐾」

対象のめやす

・要支援1〜2
・要介護1〜5
要介護認定を受けている人が前提ですぞ

どんな介護保険サービスがある?(超ざっくり)

訪問介護(ホームヘルパー)
 家事や身体介助を手伝ってくれる

通所介護(デイサービス)
 日中に通って、入浴・食事・リハビリなどを受けられる

短期入所(ショートステイ)
 数日だけ施設に“お泊まり”してもらう

福祉用具レンタル
 ベッド・車いす・手すりなどを1〜3割負担で借りられる場合あり

お金のめやす

・原則、自己負担は1割
・所得が多い世帯は2〜3割になることも
・残りの7〜9割ぶんを、介護保険が負担

入口・利用の流れ

地域包括支援センターか、ケアマネジャー(ケアマネ)に相談
・困っていること(トイレ・入浴・外出・買い物など)を具体的に
伝える
・ケアマネが「ケアプラン」を作成
・プランに沿って、介護サービス事業所と契約・利用開始

🐾 ねこ「“全部使いこなそう”としなくてOK。
今いちばん困っていることを1つだけ相談してみるイメージでいいですぞ👌」


🛏 福祉用具貸与とは?介護ベッド・車いすのレンタル制度

💬 おじ「電動ベッドや車いすって、高そうで手が出ませんな…」
🐾 ねこ「介護保険の福祉用具貸与なら、レンタルで始められる場合がありますぞ🐾」

対象のめやす

・要支援1・2
・要介護1〜5
・自宅で生活している人が中心

どんなときに使う?

・ベッドからの立ち上がりが大変
・トイレやお風呂への移動が怖い
・歩行が不安で、つかまる場所が欲しい

お金のめやす

・自己負担:原則1割(所得で2〜3割のことも)
・月ごとのレンタル料のうち、残りを介護保険が負担

借りる流れ

地域包括支援センター or ケアマネさんに相談
・「どの場面が危ないか(起き上がり・移動・トイレなど)」を具体的に伝える
・ケアプランに「福祉用具貸与」を入れてもらう
・市区町村が指定した事業所から、実際に使う福祉用具をレンタル

注意メモ

・要支援・要介護1の人は、「手すり・歩行器・つえ」などが中心
・ベッドや車いすは「要介護2以上」から対象になることが多め
・買う前に、一度「レンタルで試せないか?」を相談

🐾 ねこ「あわてて自費で高いベッドを買う前に、
介護保険で借りられない?』と一言聞くだけでも、だいぶ違いますぞ💡」


🧱 介護保険の住宅改修(20万円までの補助と自己負担1〜3割)

💬 おじ「家の段差や階段、だんだん怖くなってきましたな…」
🐾 ねこ「介護保険の住宅改修なら、工事費20万円までの7〜9割をカバーしてくれることがありますぞ🐾」

対象のめやす

・要支援1・2
・要介護1〜5
・自宅で生活している人

対象になる工事(ざっくり)

・廊下・トイレ・お風呂・玄関などへの手すりの取り付け
・部屋や玄関の段差をなくす/スロープをつける
すべりにくい床材へ変更
開き戸 → 引き戸ドアノブ → レバーハンドルへの変更
和式トイレ → 洋式トイレへの変更 など

お金のめやす

・工事費の上限:20万円まで(1人1住宅あたり)
・自己負担:1〜3割
・残りの7〜9割ぶんを介護保険で給付

入口・申請の流れ

・まずケアマネさん/地域包括支援センターに相談
・「どこで転びそうか・立ち上がりにくいか」を一緒に確認
・市区町村へ事前に申請・確認(住宅改修の申請)
・見積もり → 工事
・工事後、必要書類を出して精算

注意メモ

事前の相談・確認がとても大事(勝手に工事すると対象外になることも)
・引っ越しをすると、もう一度20万円の枠が使えるケースもあり
・対象外になる工事(単なるリフォームなど)もあるので、必ず自治体で確認

🐾 ねこ「『ここ危ないな…』と思う場所の写真を撮っておくと、ケアマネさんに相談するとき話が早いですぞ📸」


📋 今日やることチェックリスト(どれか1つでもOK)

・🔎 「住んでいる市区町村名 + 地域包括支援センター」で検索して、電話番号だけメモする
・📝 親や家族の様子を思い出して、「ここがいちばん大変そう」という場面を1つだけ紙に書く
・📂 介護保険証と負担割合証を、分かりやすい場所に1か所まとめておく
・📞 すでに介護サービスを使っている人は、「住宅改修」や「福祉用具貸与」が使えそうか、ケアマネさんの名前だけメモしておく
・📅 近いうちに地域包括支援センターやケアマネさんに電話で聞きたいことを、3つだけメモしておく


🌿 ひとことまとめ

💬 おじ「体の心配だけでも大変なのに、介護のことまで考えると頭がいっぱいになりますな…」
🐾 ねこ「介護保険の制度は、“がんばり続けるため”ではなく、“がんばりすぎないため”の守りですぞ🐾」

今日は、制度を全部覚えなくても大丈夫ですぞ。
「地域包括支援センター」と「要介護認定」という言葉を知るだけでも、一歩前に進んでいますぞ🚶‍♂️


❓ よくある質問(FAQ)

Q1.要介護認定は、どのタイミングで相談すればいいですか?
A.「なんとなく生活が大変になってきたな…」と感じた時点で相談してOKです。
 歩行が不安・物忘れが増えた・家族の負担が重くなってきた、など。
 「まだ早いかも?」と迷う時こそ、早めに地域包括支援センターへ相談しておくと安心です。

Q2.介護保険サービスを使うと、すぐに施設に入らないといけないのですか?
A.いいえ、介護保険サービスは「在宅で暮らし続けるため」の支援が中心です。
 自宅にヘルパーさんが来る、デイサービスに通う、住宅を安全にする…といった形で使う人が多いです。

Q3.住宅改修を自費でやってしまったあとでも、あとから介護保険は使えますか?
A.多くの自治体では、「事前の相談・申請」がないと対象外になってしまいます。
 これから工事を考えている場合は、まずケアマネさん地域包括支援センターに相談し、自治体のルールを確認してください。


またね ノシノシ

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📌本記事は【2025年12月時点】の情報をもとに作成していますぞ〜。
内容や金額は変わることがあるので、最新情報は各公式サイト・自治体のページでご確認くださいませ!


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