「なんとなく親に勧められて入った保険がある」「毎月の固定費が重くて家計がキツい」──そんな方に向けて、保険を見直して本当に必要なものだけに絞る方法をまとめました🐾
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🎯 導入:保険のムダが毎月の固定費を圧迫してない?
保険のCMを見ない日はないほど、保険は生活に身近な存在ですな。
でも「親に言われたから」「みんな入っているから」となんとなく契約していませんか?
その結果、保険が毎月の固定費を圧迫し、家計を苦しめているケースも多いですぞ。
保険は「全部守る」ではなく、「必要な部分だけをしっかり守る」くらいがちょうどいいのですぞ!
🔍 保険は“防具”、武器ではない
保険は**「万が一に備える共済システム」**で、みんなでお金を出し合って困った人を助ける仕組みです。
- 掛け捨て型:安くてシンプル。必要な保障を最小限のコストで得られる。
- 貯蓄型:お金を増やす要素つきだが手数料が高く、元本割れもしやすい。
🐾 ねこ:「保険は“防具”であって、お金を増やす“武器”じゃないですぞ!」
💸 保険の固定費をコスパ視点でチェック
保険 | 月額目安 | コスパ評価 | コメント |
---|---|---|---|
火災保険 | 1,000〜2,000円 | ◎ 必須 | 賃貸・持ち家とも必須。台風・水災・盗難など幅広くカバー |
自動車保険 | 2,000〜7,000円 | ◎ 必須 | 車に乗るなら必須。対人・対物無制限がおすすめ |
がん保険 | 1,500〜2,500円 | ○ 条件次第 | 社会保障が薄い人や不安が強い人に有効。診断一時金が心強い |
死亡保険 | 1,000〜3,000円 | ○ 条件次第 | 扶養者がいる人に必要。遺族年金の上乗せ感覚で検討 |
医療保険 | 1,500円前後 | △ 基本不要 | 高額療養費制度+貯金で代替可能。会社員は傷病手当金も利用できる |
地震保険 | 2,000円前後 | △ 基本不要 | 火災保険の50%補償で判定が厳しい。再建不要なら貯金で対応可能 |
民間介護保険 | 任意加入 | △ 基本不要 | 公的介護保険があるため基本不要。貯金や家族の支援で備えるのも現実的 |
年金・学資保険・貯蓄型保険 | 1〜2.5万円 | × 不要 | 利回り低く途中解約で損リスク大。投資や貯金で代替できる |
🎗 がん保険のちょっと複雑な話
がんの発症率は3〜4%、若年層ではさらに低め。
診断一時金は安心材料ですが、**先進医療特約(月200円)**の使用率は0.3〜0.5%程度とかなり低めで、対象治療や病院も限られていますぞ。
👉 厚労省の実績報告ベースでは、先進医療を実際に受けたがん患者は1%未満とのデータもあります。
「安心の材料」とはいえ、加入するなら特約内容をよく確認してから検討するのがおすすめですぞ。
🌏 地震保険のリアル
地震保険は火災保険の50%までしか補償されず、支給の判定もかなり厳しいですぞ。
熊本地震(2016年)でも「一部損」判定が約9割で、支給額が思ったより少ない例も多かったです。
👉 実際の支給額は数十万円レベルにとどまるケースが大半でした。
長期間払い続けるより、再建が不要な場合は貯金で備える方法も選択肢ですぞ。
📝 医療保険の固定費リアル補足
医療保険は基本的には不要ですが、
👉 「貯金10万円未満」しかない人にとっては“つなぎ”として有効な場合もあります。
まとまった備えができるまでの間に、一時的に加入するという考え方ですな。
逆に、ある程度の貯金がある人は「高額療養費制度+傷病手当金」でカバーできるため、毎月の保険料を払うより効率的ですぞ。
🧠 貯蓄型保険の注意点
保険会社があなたのお金を運用して利益を取る仕組みで、利回りは低く、手数料も高いですぞ。
途中解約では元本割れもしやすいです。
お金を増やしたいなら長期インデックス投資、守りたいなら掛け捨て保険+貯金が合理的ですぞ。
🐾 ねこ:「貯蓄型は増やすにも守るにも中途半端なんですぞ!」
🔖 今日やることリスト
【1】加入中を全部書く(商品名・月額・特約・更新日)
【2】公的制度を確認(高額療養費/傷病手当金/遺族年金)
【3】残す・減らすを仮分け(火災・自動車・死亡|医療・地震・介護・貯蓄型)
【4】同条件で相見積(2〜3社/特約整理・年齢条件・免責を最適化)
【5】削る前に代替策(防衛資金3〜6か月/家財・引越し積立)
おじ「“書く→確認→分ける→見積→備え”の5手順ですぞ」
ねこ「保存して上からやればOK🐾」
🔖 保存して見返すのもおすすめですぞ!🐾
✅ 残すべき保険と固定費のまとめ
必要度 | 保険 | 理由 |
---|---|---|
◎ 必須 | 火災保険 | 賃貸・持ち家とも必須 |
◎ 必須 | 自動車保険 | 車に乗るなら必須 |
○ 条件 | 死亡保険 | 扶養者がいれば必要 |
○ 条件 | がん保険 | 社会保障が薄い人や不安が強い人に |
△ 基本不要 | 医療・地震・介護 | 公的制度や貯金で代替できるケースが多い |
× 不要 | 年金・学資・貯蓄型 | 利回りが低く元本割れしやすいため原則不要 |
👉 「保険は家計の中でも大きな固定費。だからこそ“必要だけ残す”判断が節約のカギですぞ!」
🤔 よくある質問(FAQ)
Q1. 医療保険は必要?(高額療養費・傷病手当金)|固定費とは 家計
A. 貯金+高額療養費(+会社員は傷病手当金)で足りる人は“なし”でもOK。心配なら最小限を“つなぎ”で。
Q2. がん保険は入る?(先進医療特約は必要?)
A. 基本は「診断一時金」重視。先進医療は使える場面が限られるので“必要なら”で最小限。
Q3. 自動車保険はどこを見直す?(対人対物は無制限のまま)|車 固定費
A. 無制限は維持。人身・車両・特約は運転頻度で取捨、毎年相見積もりで固定費を圧縮。
🐾さいごに
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またね ノシノシ
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📌【2025年8月時点】の一般情報ですぞ。条件は変わることがあるため、最新は各公式でご確認ください。
加入・解約の適否はご状況によります。本記事は推奨や投資助言ではなく、投資には価格変動リスクがありますぞ。
🐾 他の固定費見直しも気になる方はこちら
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